この旅行記事では、7kgで海外旅行に行くための情報をまとめています。
記事の最後に、海外旅行の持ち物リストのPDFがダウンロードできます。
出発前にダウンロードしておくべきアプリもご紹介します。
約束の地、ボリビアのウユニ塩湖まで
「まいちゃん、ウユニ塩湖一緒に行かない?」
季節が変わり始めた3月の半ば、中南米にいる友人から一報を受け取った。
行くか?行かないか?10日以上悩んだだろうか?
体力や体の心配がつきなかったけれど、
4月にはポスポートと格安航空券。
常備薬と高山病の薬を握りしめ、
7キロのバックパックとともに私は1ヶ月後ウユニに飛び立った。

7年前の約束
時は遡り、7年前の2017年頃、
彼女とウユニとアタカマ砂漠の旅行を計画していた。
お金のこともあったけれど
それよりも、私の心臓の横に7センチの腫瘍があると分かってそれどころではなくなってしまった。
時は少し前後するが、唐突に富士山に登りたくなって、一緒に登ったことがあった。
この時の私は腫瘍が体にあるとまだ知らなかった時、体に少し違和感を感じ、
最後まで登頂することはできなかった。
それでも8合目付近まで行った。

この後しばらくして、私は病院で体に腫瘍があると知ることになる。
あの時、登った景色が最高だったから、たとえアタカマ砂漠に行けなくなってしまったとしても、
もはや一緒に行ったのではないかと二人で満足していた。

季節は何度も変わり、
その後コロナ禍になり、旅行などそれどころではなくなってしまった3年間。
なんやかんやで振り返るとあれからもう7年も経ってしまっていた。
そんな中、中南米を一人旅している友人から届いた一通のメール。
「まいちゃん、ウユニ塩湖一緒に行かない?」
行かないって選択肢があるわけがない。
ウユニ塩湖の標高は3,700m
ボリビア、ウユニの標高は3,700m。
気温差は激しく、4月の気候は昼で16℃、夜は寒くて0℃とか。
服装も難しい。
バックパッカー経験0の私は、
一から道具を揃える必要があった。
格安の航空券の重量制限が7kg。
これに合わせて軽量でコンパクトなものを用意した。
旅行期間は約2週間。
まずはバックパックから探した。
機内持ち込み可能な、おすすめのバックパック
第一条件に、機内持ち込み可能なサイズを。
第二条件に鍵が掛けられるタイプを探した。
OSPREY(オスプレー)のバックパックもかっこよくて迷ったがブラックの在庫がなく、
karrimor(カリマー)を選んだ。
買いたかった、オスプレーのバックパック
形はやはりこちらのほうが好みでかっこいい。
サイズ表記は機内持ち込みサイズを超えるが、概ね多くの航空会社で機内持ち込みできるそう。
一般的な機内持ち込みサイズ
3辺の合計が115cm(55×40×25cm)、重さ7~10kg以内
購入したカリマーのバックパック
ガバっと開くタイプで中のものが見渡せるところが気に入っている。容量は40L。
鍵を掛けられるタイプなので、合わせて南京錠も購入。
ダイヤル式 南京錠
モバイルバッテリー
これは元々持っていたものを持っていった。
充電の容量は大きくはないが、カイロにもなるタイプだ。
寒さ対策にもなると思って持っていったが大活躍した。
難点はかなり重量が重いところ。ポッケに入れて持っていった。
携帯電話
iPhone15proMAX
充電ケーブル
携帯電話の充電ケーブルはC/Type-Cを使っているが、飛行機でも充電できるように『USBとType-C』で充電できるコードのものを用意。(携帯とモバイルバッテリー兼用)
海外対応プラグ
アマゾンで購入。
ホテルによってはプラグの位置が悪く充電できないときがあった。
南米のボリビアのタイプはAかC、電圧は(110)/220。
チリはタイプC、電圧は220。
日本がタイプAなので、タイプCのプラグを持っていくと概ね賄える。
カメラ
カメラバッグ
VANGUARD 防水カメラバッグ ALTA WZM。軽量でコンパクトになるカメラバッグです。
現在は販売終了。
小さな三脚
なんだかんだ一度も使わなかった。
UNIQLO購入品
ウルトラライトダウンジャケット(UNIQLO)
ラウンドミニショルダーバッグ(UNIQLO)
ヒートテック上下1枚ずつ(UNIQLO)
サニタリーショーツ1枚(UNIQLO)
その他の衣類
アウターにGORE-TEX
雨風をしのげる、THE NORTH FACE(ノースフェイス)のクライムライトジャケット。
軽量(Lサイズで約310g)でコンパクトにまとまる。下にダウンを着ると温かい。
ワイドパンツ2枚(1枚は着ていく)
長袖1枚(着ていく)
セーター1枚(着ていく)
シャツ1枚
半袖1枚
靴下は厚手1枚(履いていく)と薄手2枚
下着類は2セットずつ
洗濯が少なくすむように
おりものシートを持っていった。
パジャマ上下
小さくまとめるパッキングのコツ
衣類系は圧縮バッグで圧縮すると、コンパクトになっておすすめです。
最近では100円ショップなどでも売られています。また重たいポーチなどは極力減らし、
ジップロックのような袋でまとめるのもおすすめです。
水着
ボリビアで温泉に入る予定。(温泉:テルマス・デ・ポルケス)
チリ側には死海もある。水着を持っていくとよいかもしれない。

小さな薄手のタオル1枚
お風呂で使うようなペラペラの薄手のタオルがあると便利です。
小さめリュック(ARC’TERYX cierzo18)
何十年も前に購入したアークテリクスの軽量リュック(約265g)、容量は18L。
現在は販売されていない。
サングラス
サングラスは必須アイテム。
雪原のように、ウユニ塩湖も白く眩しく感じます。
帽子
風で飛ばないタイプがおすすめ。
登山靴(履いていく)
靴に関しては富士登山でも履いた登山靴を履いていきました。
3000円前後でアマゾンで購入。当時のモノはなくなっていたので似たような靴を掲載しています。
薬類
常備薬
正露丸(小さなケースに入れ替え)
タイガーバーム(小さなケースに入れ替え)
高山病の薬(ダイアモックス)
高山病の薬(ダイアモックス)は、病院での処方が必要です。
私の場合は下記の病院で処方して貰いました。
東京ビジネスクリニック(グランスタ丸の内)
高山病予防薬4日分、頭痛薬5回分、吐き気止め5回分のセットをその場で貰えます。
価格は税込4,190円
予約無しでも診療可。(オンライン診療もあり)
高山病の薬は現地でも購入可能。その場合はアセタゾラミド(Acetazolamide)という名前で販売されています。
ケア用品
日焼け止め
高地は太陽に近いため日焼け止めが必須。
塗り忘れた部分は怖いくらいに真っ黒になってしまった。
歯ブラシ&歯磨き粉
シャンプー&コンディショナー&石鹸
メイク用品
ワックス(小さなケースに入れ替え)
ドライヤー
コンパクトで軽いトラベル用ドライヤー。本体の重さ約385g。
携帯用ヘアアイロン
本体の重さ約60gと異次元の軽さ。モバイルバッテリーでも使える。
しかし、使い勝手は良くない。前髪がセットできるくらい。
USB端子がMicro USB Type-Bなので、TypeCのモノに揃えたほうがコードが節約できるかもしれない。
▶コイズミ ヘアアイロン TypeCタイプ
トイレットペーパー
ボリビアはトイレに紙がついていないことが多く、今回の旅で本当に活躍してくれた。
生理用品一式
生理に重なる日程だったので生理用品も持っていった。帰りはきっと全て無くなる。たっぷり1週間分入れていった。
ショーツ型はぐっすり眠れるので、多い日におすすめ。
その他
文庫本1冊(奔流の海 伊岡瞬)
パスポートのコピーと証明写真
万が一紛失した時用に。
海外旅行保険の保険証明証のコピー
契約書番号やサポート先の電話番号、保険証明証が記載されたものをコピーした。
全部用意すると7kgをかなりオーバーする。
重たいものは極力洋服のポケットに突っ込んだ。
3kg~4kg分ポッケに入れることができて、
7kgの制限をクリアする。
このバックパックを担いで私はウユニに旅たった。
出発前にダウンロードしておくべきアプリ
- WhatsApp(ワッツアップ)(海外版LINEのような連絡ツール)
- Airalo(エアーロ)旅行者向けeSIMサービス
- 各種航空会社のアプリ(WEBチェックインが簡単にできるため)
- 配車アプリ Uber(ウーバー)
アメリカであれば Lyft(リフト)もおすすめ - ESTA(エスタが申請できるアプリ)iPhone Android

配車アプリ Uber(ウーバー)の使い方は別記事でまとめています
まとめ
これはいらなかったなとか、持っていけばよかったなとか、色々反省点はあるのだけれど、もし一つだけ挙げるとするなら、ワンピースを着ていけばよかったなと思っています。
上のリストに紹介しきれなかったものもあるので、
最後に持ち物リストをおさらいしたいと思います。
7kgのバックパックで行く海外パッキングリスト


そういえばネックピローも持っていきました
無印良品で購入した『二重編みフィットするネッククッション』というものです
ネックピローって首が固定されないことが多いですが
この商品はガッチリホールドしてくれて機内でぐっすり眠ることができました⸝⋆
折り畳めませんが、バックパックのサイドに吊り下げて持ち運べます
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