雲レジンを作ってみよう!
雲レジンとは雲と空をレジンに閉じ込めたとってもかわいい作品です。
UVレジンを始めたら必ず一度は作ってみたくなりますよね。
透明感のある雲レジンにとってもときめきます。
雲は練り消しや粘土、石鹸で作れます。
今回の雲レジンは練り消しゴム編です。
練り消しゴムをビヨーーーンと伸ばして雲にします。
練り消しゴムで雲を作るコツや、雲の置き方など画像付きで詳しく解説します。
360度どこから見てもかわいい、
PADICOの20ミリ球体モールドで作る「雲レジン」の作り方です 🕊꙳ ₊˚
作ってみたいと思っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは作っていきましょう
雲レジンの作り方を動画で見るならコチラから
雲レジンの作り方 〜ねり消し編〜
今回の雲レジンで用意するもの
- レジン液
- UVライト
- 練り消しゴム
- レジン用着色剤
- ピンセット
- はかり
- PADICO20ミリ球体モールド
- ニトリル手袋 ※
※レジンアレルギーを防ぐために手袋の使用を推奨しています。
ピンセットがない場合は爪楊枝でも代用可能です。
雲の表現方法は冒頭にも書きましたが
石鹸の雲・ねんどの雲・ねりけしの雲といくつか選択肢あります。
今回はその中でも一番もこもこっとした雲を作ることができる練り消しゴムで作る雲レジンの作り方をご紹介いたします。
練り消しが手に入らない時は
ねんどで作る雲レジンの作り方がおすすめです。
手に入りやすい素材で試して見てください ꙳ ₊˚
モールドはPADICOの20ミリ球体モールドを使います。
雲レジンにおすすめのUVレジン液
この記事ではPADICOの星の雫を使用していますが、このレジン液は収縮率が6%あります。球体の雲レジンを作る際は気泡がとてもできやすく、難易度が高めです。
球体でつくる雲レジンは収縮率の少ないもので作ると仕上がりがきれいになります。
収縮が少ないレジン液はSK本舗のAschenputtelアシェンプテルがおすすめです。
さらさらっとした使い心地で気泡ができません。
透明度も抜群です。
そのほか
ピンセット・はかり
レジンドームを作る
雲レジンの外枠のベースとなる「レジンドーム」を作っていきます。
はかりを用意します。
16mmの球体モールドで作る場合はレジン液を約0.8g。
20mmの球体モールドで作る場合はレジン液を約1.2g、球体モールドに入れます。
レジン液を全体に行き渡らせます。
寒い日はレジン液も粘度が高くなり固くなるので
うまく広がらない時は
ヒートガンなどでレジン液を温めてあげましょう。
全体に行き渡ったらUVライトに当てながら、くるくる回しながら硬化させます。
ムラが出ないように縦横縦横くるくる回すのがコツです。
レジンが流れなくなったら
机に置いてさらに90秒ほど硬化させます。(この時UVライトやレジン液の種類によって硬化時間が異なります。必ず使用方法の硬化時間を目安にして硬化ください。)
完全に硬化ができたらモールドから取り出します。
レジンが温かくなって冷たくなった時が硬化したサインです。
取り出しにくい時は
レジンクリーナーを数滴たらし、
よく揉み込むと簡単に取り出すことが出来ますよ。
✐☡取り出す時歪んでしまう場合は
この場合はモールドがしっかり冷えてから取り出すと上手くいきやすくなります。
それでも歪む場合は硬化時間を長くする、レジン液を少し増やして作るなどしてみてね。
それでも歪んでしまった時はヒートガンで温めると歪みが直ります。
練り消しゴムで雲を作る
雲レジンの主役になるリアルでふわふわな雲を作っていきます。
練り消しゴムをとにかくよくこねます。
寒い季節だと練り消しゴムも固くなるのでたくさんこねてあげてください
これでもかというぐらいがちょうど良いです。
練り消しゴムが柔らかくなってきたら
広げて伸ばします。
ふわふわの雲に仕上げるには少しコツがいります。
空気を含ませるイメージで指先だけではなく親指全体で持ち横に広げます。
ふわふわにならない時はさらにこねましょう。
ピンセットで雲が潰れないように優しく取ります。
いろんな雲の形をここで作りましょう。
雲レジンの空の色を作る
自分の作りたい空の色を作ります。
今回は春らしいネオンピンクとシアンの2色使って空を表現したいと思います。
濃いトーンから薄いトーンになるようにグラデーションを作ります。
空をつくります。
1層目。
レジン液を少し入れ、雲を入れ30秒〜60秒硬化します。
2層目。
レジン液を少し入れます。
薄いブルー入れ、
濃いブルーを中心に入れます。
雲を上からのせるように散りばめて硬化させます。
雲レジン 3層目。
レジン液を少し入れます。
薄いピンクを中心に入れ30秒〜60秒硬化します。
4層目。
レジン液を少し入れます。
中心を空けるように雲を3つから4つ配置します。
雲につかないように青いレジンを中心に入れ30秒〜60秒硬化します。
この時、側面に青いレジンが
くっつかないようにするのがポイントです
側面に付くと青い層が出来て
見栄えが悪くなってしまうんです
5層目。
雲レジンらしくなってきました。
レジン液を入れ、雲を入れ硬化させます。
6層目。
5層目と同じ手順です。レジン液を入れます。
バランスを見ながら雲を入れ、硬化させます。
最後の仕上げ
球体モールドに戻して最後の仕上げをします。
球体モールドの3分の1くらいまでレジン液を入れます。
モールドに戻しやすくする為、レジン液を少し付けます。
両サイドを持ちギュッと押し込みます。
中心を合わせます。
PADICOのモールドは鏡面仕上げなので、
研磨やコーティングをしなくても
ツルピカに仕上がります。
金具の取り付け
バリが出来てしまっていたらペンチでカットします。
金具の密着度を高めるためヤスリで傷を付けます。
レジンを付けて金具のヒートンキャップを置き、硬化させます。
雲レジンの完成です!
今回はレジンでコーティングせずに仕上げています。
レジン液でコーティングするとさらに透明感がUPしてつるっとした可愛い仕上がりになります。
ぜひ試して見てくださいね。
色を変えれば
夜空や朝焼け作ることも可能です。
自分だけの空をモールドに
是非閉じ込めてみてくださいね!
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