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まずは下記の状況が、あなたにあてはまるかどうか確認してみてください。
Premiere Proの動画編集中に音声ファイルだけがいつのまにか消えてしまっていた。
音声ファイルを復活させたい。
動画は早送りや逆再生ではない。
エフェクト効果を直接かけていない。
これらすべてが当てはまる場合は素早く復元できます。
こちらの記事は消えたオーディオを元データから上書きして元に戻す方法を紹介します。初期化に近い方法です。作業はワンクリックと4つの文字を入力するだけです。ぜひ試してみてください。
動画にエフェクト効果をかけている場合
手順が少し異なります。エフェクト使用時も参照ください。
それでは始めましょう
Adobe Premiere Proでいつの間にか消えてしまったオーディオファイルの復元方法
早速復元していきましょう!
音声がいつのまにか消えてしまっていた方の為の解決手順
まず再生ヘッド(青い縦線)を
復元させたいエリア(消えたオーディオファイルのエリア)に
移動させます
次に消えたオーディオファイルの先頭部分を確認します
画面左下の赤枠で囲った場所です
ここに四角い青いマークA1があることを確認してください
青くない場合はこのエリアをクリックします
もしクリックできない時はソースに動画のクリップが選択されていない時です
そんな時はこの後に入力する「F」キーの入力後 A1 をクリックしましょう
青いマークを確認できたら次の順番でキーボードを入力します
「X」エックス+「↑」上方向キー+「F 」エフ+「 . (る)」ピリオド です
ピリオドはテンキーではなくキーボードの .る。を入力してください。
これで音声が復元できたと思います
あっという間でしたね!お疲れさまでした
復活させたいオーディオファイルがA2の場合
少し分かりづらいので以下のGIFを参照ください。
GIFで手順を確認する👁
あわせて読みたい
スロー設定時
エフェクト使用時
エフェクトを使用している場合のやり方は2通りあります。
やりやすい方法で試してみてください。
キーボードショートカットでどんな作業が行われたか解説
X =クリップをマーク(動画の始まりと終わりにインとアウトがマークされます)
↑ =前の編集点へ移動(再生ヘッド(青の縦線)が先頭に移動します)
F =マッチフレーム(クリップした動画のタイムコードとソースモニター上の動画(元データ)のタイムコードをマッチさせます。)
. =上書き(ソースモニター上の元素材の動画がシーケンス上に上書き保存され音声ファイルが復活します)
大まかな仕組みがわかったでしょうか?
複雑な編集を行っていた場合は向いていませんが、急場しのぎでは大変重宝すると思います。
困った時はぜひ使ってみて下さいね。
状況が当てはまらないときは
状況が当てはまらない方はこちらが解決方法かもしれません
音声ファイルはある波形もあるという場合
ミュートになっている可能性があります。
画面左側先頭のグリーン色のM(ミュートボタン)をクリックすると音声が聞こえるようになるかもしれません。
音声ファイルはあるが波形がないという場合
.pekファイルを正常に読み込めていない可能性があります。
キャッシュを削除、再起動を試してみて下さい。
キャッシュの削除は環境設定のメディアキャッシュから➡「メディアキャッシュファイルを削除」という項目の「削除」ボタンを押します。
波形が元に戻ればまた再生されるようになると思います。
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