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【Premiere Pro】5秒で解決!いつの間にか消えてしまった音声ファイルの超簡単復元方法!

動画編集
この記事は約6分で読めます。
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Illustration by Freepik Storyset

 まずは下記の状況が、あなたにあてはまるかどうか確認してみてください。

Premiere Proの動画編集中に音声ファイルだけがいつのまにか消えてしまっていた。

音声ファイルを復活させたい。

動画は早送りや逆再生ではない。

エフェクト効果を直接かけていない。

これらすべてが当てはまる場合は素早く復元できます。

maico
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こちらの記事は消えたオーディオを元データから上書きして元に戻す方法を紹介します。初期化に近い方法です。作業はワンクリックと4つの文字を入力するだけです。ぜひ試してみてください。

 動画にエフェクト効果をかけている場合

手順が少し異なります。エフェクト使用時も参照ください。

付け加えると逆再生や動画の速度を速く変えたような設定は元に戻すことが出来ません。
スローの場合に限り元に戻せます。スロー設定時も参照ください。
複雑な編集を行った場合は自動保存されたデータから復元する方法がベストの場合があります。

音声ファイルはあるのに音がでないという方はこちらを参照ください。
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それでは始めましょう

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Adobe Premiere Proでいつの間にか消えてしまったオーディオファイルの復元方法

早速復元していきましょう!

音声がいつのまにか消えてしまっていた方の為の解決手順

maico
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まず再生ヘッド(青い縦線)を
復元させたいエリア(消えたオーディオファイルのエリア)に
移動させます

maico
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次に消えたオーディオファイルの先頭部分を確認します
画面左下の赤枠で囲った場所です
ここに四角い青いマークA1があることを確認してください
青くない場合はこのエリアをクリックします
もしクリックできない時はソースに動画のクリップが選択されていない時です
そんな時はこの後に入力する「F」キーの入力後 A1 をクリックしましょう

maico
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青いマークを確認できたら次の順番でキーボードを入力します

Xエックス+「上方向キー+「Fエフ+「 . (る)ピリオド です

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ピリオドはテンキーではなくキーボードの .る。を入力してください。

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これで音声が復元できたと思います
あっという間でしたね!お疲れさまでした

復活させたいオーディオファイルがA2の場合

少し分かりづらいので以下のGIFを参照ください。

GIFで手順を確認する👁

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スロー設定時

動画速度をスローにしている場合

動画速度をスローにしている場合は . (ピリオド)を入力した後に次のような画面が現れます。

画面の通り「範囲に合わせてクリップ速度を変更」を選択してOKボタンをクリックしましょう。クリップ速度を維持して復元できます。

※注意! こちらの手順は冒頭にも説明した通り、映像と音声を元データから上書きすることで音声ファイルを復活させます。逆再生や動画の速度を速く変えたような設定はもとに戻すことが出来ません。動画にエフェクトがかかっている場合は以下の手順で元に戻すことができます。

エフェクト使用時

エフェクトを使用している場合のやり方は2通りあります。

やりやすい方法で試してみてください。

上書きパッチを制御して元に戻す方法

ステップ1.V1をクリックして解除。(※画像参照)

画面の赤枠で囲ったエリアが上書きパッチを制御するところです。
映像がV1。音声がA1です。V1を解除し、A1が選択された状態にします。

maico
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もしV1とA1が選択できないクリックできない時はソースに動画のクリップが選択されていない時です
そんな時は「F」キーの入力後に設定しましょう

ステップ2.上に書かれている同じ手順で音声ファイルを復活させる
(青い縦線移動→キーボード入力 XF. ピリオドる)

ステップ3.V1をクリックしてもとに戻す。    

これで動画の方は上書きされず音声だけが上書きされて元に戻せます。

複製した動画を置き換える場合

ステップ1. 別のトラックに動画をコピーし複製します。 ※エフェクト情報を残します
複製コピーはoptionを押したたまドラッグ WINはAltキー

ステップ2.上に書かれている手順で音声ファイルを復活させます
(青い縦線移動→キーボード入力 XF.

ステップ3.複製した動画を元の位置にドラックして入れ替え上書きします。
    

これでエフェクトを戻すことができます。

キーボードショートカットでどんな作業が行われたか解説

  X =クリップをマーク(動画の始まりと終わりにインとアウトがマークされます)

  =前の編集点へ移動(再生ヘッド(青の縦線)が先頭に移動します)

  F =マッチフレーム(クリップした動画のタイムコードとソースモニター上の動画(元データ)のタイムコードをマッチさせます。)

  . =上書き(ソースモニター上の元素材の動画がシーケンス上に上書き保存され音声ファイルが復活します)

大まかな仕組みがわかったでしょうか?

複雑な編集を行っていた場合は向いていませんが、急場しのぎでは大変重宝すると思います。

困った時はぜひ使ってみて下さいね。

状況が当てはまらないときは

 状況が当てはまらない方はこちらが解決方法かもしれません

音声ファイルはある波形もあるという場合

ミュートになっている可能性があります。
画面左側先頭のグリーン色のM(ミュートボタン)をクリックすると音声が聞こえるようになるかもしれません。

音声ファイルはあるが波形がないという場合

.pekファイルを正常に読み込めていない可能性があります。
キャッシュを削除、再起動を試してみて下さい。
キャッシュの削除は環境設定のメディアキャッシュから➡「メディアキャッシュファイルを削除」という項目の「削除」ボタンを押します。
波形が元に戻ればまた再生されるようになると思います。

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maico
maico

自身もYouTuberであり動画を作っています。その中で得た知識を動画のノウハウとしてまとめています。
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